排尿時痛

排尿時痛とは?

排尿時痛は、おしっこの通り道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に炎症があるときにあらわれ、細菌感染や粘膜の傷などによって起こります。

軽い違和感やしみる感じから耐えられないほどの焼けるような激痛まで、痛みの程度は原因となっている疾患によって変わります。

また、男性と女性は身体の作りが異なるため、考えられる疾患も異なってきます。

細菌感染が背景にある際には、男性の場合は膿や尿の濁りを伴う尿道炎や、会陰部の痛みや頻尿を伴う前立腺炎が疑われ、女性の場合は頻尿や残尿感を伴う膀胱炎を疑われます。細菌感染以外の原因では、背中や脇腹の痛みや血尿を伴う尿路結石を考えます。

排尿時痛の検査は何をみるの?

問診では、痛みを感じ始めた時期や場所、痛むタイミングやその他の気になる症状や思い当たることについておたずねします。

尿検査や発熱があれば採血を行い、必要に応じて超音波検査やレントゲン検査を行います。