頸動脈狭窄症とは
頸動脈は心臓から脳へ向かう血管です。この頸動脈が、動脈硬化により狭くなり、脳への血流が低下してしまう疾患を頸動脈狭窄症といいます。
また、脳への血流低下により症状が起こっているものは症候性(脳梗塞や一過性脳虚血発作)、血流不足があっても症状がないものを無症候性(ドックなどで偶然見つかるなど)と分類されます。
頸動脈狭窄症の検査方法は?
頸動脈狭窄症の診断には、頸動脈超音波検査が有用です。
頭蓋内やより細かい血管まで評価する必要がある場合には、頭頚部のMRI/MRA検査や造影剤を使用したCT検査、脳血管造影検査などを実施します。
頸動脈狭窄症の治療方法
症状の有無や狭窄の程度によって、内科的治療に加えて血行再建術が検討されます。
血行再建術を行えば脳への血流は改善されますが、動脈硬化への対策や治療も並行して実施する必要があります。
頸動脈以外の血管にも動脈硬化が進んでいる可能性があるため、その他の疾患(狭心症や心筋梗塞、下肢動脈狭窄など)が隠れていないかどうか検査を行い、動脈硬化の原因となる高血圧や糖尿病、喫煙、脂質異常症などの管理も行う必要があります。