精巣炎の症状と原因
精巣炎は、陰嚢が全体的に赤く腫れ、精巣に痛みを感じます。
高熱をともない、頭痛や全身倦怠感などの全身症状も認めます。
原因のほとんどは、“おたふく風邪”の原因ウィルスであるムンプスウィルスによります。
“おたふく風邪”(流行性耳下腺炎)にかかった4-7日後、ウィルスが血流にのって精巣へと感染することで急に発症します。子供の頃に“おたふく風邪”にかからないまま大人になった青年期以降に起こることが多く、30%で両側の精巣に起こります。
精巣炎の治し方は?
痛みを軽減するために消炎鎮痛薬を使用しながら、安静を保つとともに陰嚢を十分に冷却します。
約1週間程度で軽快することが多く、再発することは極めてまれです。
ただし、治癒後に男性不妊症を来すことがあるため、精液検査を受けることが推奨されます。
ポイント
- 精巣炎は陰嚢の腫れと痛みを特徴とし、高熱や全身症状も伴います。
- 主な原因はムンプスウィルス(おたふく風邪)で、感染から4-7日後に発症します。
- 通常1週間程度で回復しますが、治癒後に男性不妊症になる可能性があるため、精液検査が推奨されます。