過活動膀胱とは?どんな症状があるの?
腎臓で作られたおしっこが膀胱へ溜まっていくと、始めは弱い尿意から始まり、次第に強い尿意を感じるようになります。
膀胱の中のおしっこの量に応じて尿意は段階的に強まっていくことから、ご自身の都合でトイレへ行きおしっこをすることができます。
過活動膀胱は、急激に強い尿意におそわれておしっこが漏れそうになる、またはトイレまで間に合わずに漏れてしまう状態をいいます。
膀胱におしっこが溜まっていないときにも起こるため、昼夜を問わず頻回にトイレに行く原因になります。
冷たい水に触れたり、水の流れる音を聞くと尿意を感じてしまう方もおられますが、特にきっかけがなくても突然強い尿意におそわれる方もおられます。
過活動膀胱の治療方法とは?どれくらいで治る?
過活動膀胱の治療として、まずは水分や塩分の摂取状況の確認やカフェイン、アルコールの制限、冷え対策などの生活指導や、排尿を我慢する膀胱訓練や骨盤底筋を鍛える骨盤底筋体操の指導といった行動療法を行います。
それらと併せて、過活動膀胱に対する薬剤には多くの種類がありますので、患者さんごとにあった薬物治療が行われます。
このような治療においても改善が思わしくない患者さんには、ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法や神経変調療法といった新しい手術治療も検討されます。
トイレが近い、急にトイレに行きたくなる過活動膀胱のお悩みは泌尿器科へ
40歳以上の男女の7人に1人、実に1,000万人以上の方が過活動膀胱の症状に悩んでいると言われています。
トイレの不安のために外出を控えるなど日常の活動を制限し、生活の質が低下してしまっているにも関わらず、単に加齢に伴う変化として捉え、同じような悩みを抱えながらも、まだ医療機関を受診できていない方が大勢おられます。
ポイント
- 過活動膀胱は、急激に強い尿意におそわれておしっこが漏れそうになる、またはトイレまで間に合わずに漏れてしまう状態です。
- 治療は、生活指導や行動療法と併せて患者さんごとにあった薬物治療が行われます。