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骨盤臓器脱
COLUMN

骨盤臓器脱とは?

骨盤臓器脱とは、女性特有の疾患で、骨盤内にある子宮、膀胱、直腸などが本来ある位置から少しずつ下がってきて腟から外に出てくる状態です。子宮が下がってくる状態を子宮脱、膀胱が下がってくるのを膀胱瘤、直腸が下がってくるのを直腸瘤、膣子宮摘出術後の膣断端が下がってくるの腟断端脱と呼びますが、それらを総称して骨盤臓器脱と呼びます。

骨盤臓器脱の原因は?

骨盤内にある臓器は骨盤底筋という筋肉や多くの靭帯に支えられていますが、これらの筋肉や靭帯が出産のときに傷ついたり、閉経、加齢などに伴い弱ったりすることで骨盤臓器を支えられなくなり、膣の中に下垂し、ついには膣の外に脱出してしまいます。

また、肥満や便秘、咳や力仕事などのお腹に強い力が加わることも原因となります。

支えが弱くなる場所によって、子宮脱になったり、膀胱瘤になったり、直腸瘤になります。加齢に伴い骨盤臓器脱の症状のある女性が増えてきますが、出産を経験した女性のおよそ50%が症状はなくとも何らかの骨盤臓器脱を抱えているといわれており、決して珍しい状態ではありません。

骨盤臓器脱の自覚症状は?

脱出した臓器によって細かい症状は異なりますが、自覚症状としては何かが降りてくるような感じ(下垂感)や飛び出している感じ(異物感)、引っ張られたり挟まっている感じ(不快感)があります。

また、骨盤臓器脱の約70%が膀胱瘤であるため、排尿困難や頻尿、尿意切迫感や切迫性尿失禁などを伴いやすくなります。

そのほか、直腸が下がることで便が出にくくなる(排便困難)といった症状がみられます。入浴中に陰部にピンポン玉のようなものを触れることで気づく場合もあります。

骨盤臓器脱の治療方法

骨盤臓器脱は、解剖学的な構造の破綻が原因ですので、脱出そのものを薬で治療することはできません。

それゆえ、根本的な治療は手術になりますが、症状が軽い場合やさまざまな理由で手術を受けにくい方には、手術以外の対症方法を行います。

弱ってしまった骨盤底筋を鍛える骨盤底筋体操や、減量や便秘の解消などの日常のケアで悪化を予防します。

また、腟の中にリング状の固定具(ペッサリー)をいれて子宮や膀胱が下がってこないようにしたり、サポート下着や医療機器下着による陰部の圧迫で脱出を防ぐようにします。

ポイント

  • 骨盤臓器脱は、骨盤内にある子宮、膀胱、直腸などが本来ある位置から少しずつ下がってきて腟から外に出てくる状態です。
  • 骨盤底筋体操や減量や便秘の解消などの日常のケアで悪化を予防しますが、症状が強い場合は手術が検討されます。
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